茶畑の上に太陽光パネル『営農型太陽光発電』
再生可能エネルギーへの関心が高まる中、 17日静岡・菊川市では、農地の上に太陽光パネルを設置する「営農型太陽光発電」の研究会が開かれました。
政府は「2050年カーボンニュートラル」を掲げ、太陽光発電など再生可能エネルギーを最大限導入する方針です。
農地の適正利用を促すの行委員会や県、JAなどの関係者が集まったのは、静岡県内で最も早く営農型を始めた茶畑。太陽光パネルの高さは4m、機械が入っても作業しても十分な高さです。パネルの下は霜がおりにくく品質のいい茶葉ができることや、環境への意識が高い海外との取引が増えていることなどが説明されました。
研究会を開いた県農業会議によると、3月に荒廃農地を活用した太陽光発電の要件が緩和され、県内では問い合わせが増加しているようです。
規制と推進のバランスが今後の課題となるでしょう。
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